2月3週の重賞結果

 

土曜

クイーンC ◎マジックキャッスル 4番人気2着

 本命◎は4角最後方から直線追い込んでの2着と力を見せるも,好位から抜け出した勝ち馬を交わせなかった。逃げ馬が大逃げを打って前半3F34.3-後半3F36.3の前傾ラップになったことで,瞬発力よりも底力が問われるレースとなった。瞬発力勝負では分が悪く,レース適性は低いとジャッジした勝ち馬もこの展開だと力を発揮できたということだろう。

 期待のアカノニジュウイチは最後方から最内を突く競馬でしたが,届かずの4着。通る場所があそこしかなかったのが痛かった。3着馬の通ったあたりを走りたかったが仕方なし。ただ,力を示すことはできたのでまだまだ期待したい。

 

日曜

京都記念 ◎ノーブルマーズ 5番人気4着

 ここは人気の4歳牝馬2頭を怪しんだが,返り討ちに会って馬券は完敗。やはりここでは力が違ったということでしょうか。本命◎は中団馬群後方を追走し届かずの4着。上りが掛かる今日の馬場は絶好のコンディションだったが,使える脚が一瞬しかないので外回りコースではもう少し好位につけて持続力を生かす競馬をすると思ったのだが,その辺が裏目。まあ,それができて果たしてという感はあるので,素直に力が足りなかったと考えるしかないか。

 クロノジェネシスは距離不安も何のそのの快勝。カレンブーケドールも向こう正面で外に持ち出したのはファインプレーだと思いますね。ただ,クロノジェネシスが完璧なレースをした分の2着ということで力があることを証明した。春のGⅠが国内外楽しみになる上位2頭のレースだった。

 

共同通信杯 ◎ココロノトウダイ 5番人気5着

 本命◎はスタート良く飛び出して2番手の競馬だったが,直線伸びきれずの5着。悔やまれるのは3~4角で勝ち馬に内に入られたこと。その分外を回すことになってしまったのは痛かったように思う。ただそれでも3着争いが限界だったか。馬体重も+12と走れるコンディションではなかったのかもしれないのでこれは仕方ない。とはいえ,それでも上位人気馬とは互角の走りをしているわけなので,引き続き注目したい。

 マイラプソディは後方から伸びきれず4着。ここを怪しんでビターエンダーを上位評価したものの,軽視したダーリントンホールに勝たれては…。渋った馬場がどうかなと思ったのだが,そこまで馬場が悪くならなかったのも勝ち馬に味方したのだろう。そのうえで鞍上の完璧な手綱でこれは完敗。

 マイラプソディの敗因は何だろうか。スローペースでしたので差し損ねたとしても上りは最速ではないし,コンディション面に原因があるのか。ただ,これまで戦ってきた相手はそこまでレベルの高い相手ではなかったのも事実で,次走予定の皐月賞は買いづらくなってしまったのは否めない。

 

来週は4重賞。年明け最初のGⅠであるフェブラリーSがある。現時点での本命はインティ。前走の東海Sは逃げない競馬で3着。この距離短縮でスピードを生かす競馬をすれば連覇も難しくないだろう。

穴ならこの馬中央競馬ランキング

前走は強い相手に3着と堂々の競馬。この距離短縮は向くでしょうし,ここでも一発ある可能性は十分にある。