先週の振り返りと今週重賞の現時点での本命候補

 

先週の結果

 

ダービー卿CT      ◎マルターズアポジー      9着 不的中

大阪杯        ◎ペルシアンナイト       2着 不的中

 

 

これまでの軸の結果(重賞)(9.4.11.15)  単回収率150 複回収率120

これまでの軸の結果(総合)(11.7.13.17)   単回収率136    複回収率129

 

ダービー卿CTマルターズアポジーが引っ張る速い流れ。直線入った時はもらったと思いましたが、そこからの伸びがいまいちでずるずると沈んでいきました。3角でソルヴェイグに絡まれたことで厳しくなったのか、斤量がきついのか。ペースとしてはマルターズアポジーにとっては速すぎることはないと思いましたし、先行した馬がキャンベルジュニア以外総崩れだったことを考えると、力は示したかと思います。なので、今回の敗因は斤量と急坂の組み合わせという仮説を立てておきます。

馬券は、キャンベルジュニアが抜けで外れ。近走は相手も強く、馬場も悪く、結果を残せる条件ではなかったが、今回は相手弱化でスピードとその持続力が問われる場面での本領発揮となったということでしょうか。

阪神大賞典の件で堀厩舎×日本人Jで信用しきれませんでした…

 

大阪杯は◎ペルシアンナイトでしたが、相手に惑わされず、馬群の中で脚を溜めて直線ではじけるという、昨年のステファノスのようにロスなく運べたのが良かったですね。ただ、前半がスローペースになるという想定外で、スワーヴリチャードに主導権を握られてしまいました。ああなると、一番強いですね。スローからのロンスパ戦はスワーヴリチャードの最も得意な条件で、それをエスコートしたデムーロJもそれに応えたスワーヴリチャードも素晴らしかったですね。向こう正面で外を上がっていき、逃げ馬の外につけて直線手前で先頭に立つという内容。簡単にやっているようですが、あのように馬を制御するのは相当な技術のはずです。これを簡単にやられてしまうと、そら強い馬集まるやろなあって感じですね。笑

あと、有馬記念で外を回して負けたことがかなり悔しかったのか、「ロスなく」という部分をかなり意識しているように思いました。特に、コーナーで外を回すことを極端に避けているように思います。金鯱賞大阪杯と連続して外枠でしたが、工夫をしてそれをやり遂げてしまう技術は素晴らしいと思いますし、デムーロJが乗る馬は軽視しても切ってはいけないと思いましたね。

ただ、前半から流れるという想定でこの馬を切ったことは間違ってなかったと思いますし、また、これくらいの距離でペースが流れるようなメンバー構成になれば嫌う方向でいきます。

 

 

今週は3重賞。あたりこそ出ないですが、一時に比べると良い時の感覚が戻ってきました。4月は巻き返していきたいですね。

 

現時点での本命候補は

 

ニュージーランドT    ラムセスバローズ

阪神牝馬S        

桜花賞         プリモシーン

 

ニュージーランドTは前走の勝ち方が強かったラムセスバローズが本命候補です。コスモイグナーツという逃げ馬がいて先行馬も多いので、それなりにペースは流れそう。ペースが流れるのであれば瞬発力よりも持久力勝負になるでしょう。ラムセスバローズの前走は前傾ラップで淡々と流れたレース。2、3着馬は内目をロスなく走ってきたのに対し、この馬は4角で大外を好位まで捲っていく大味なレースをしながら勝ち切ったので、着差以上に強い競馬でした。2着のエントシャイデンは京王杯2歳Sでは3番人気に推され、3走前のこぶし賞では今回人気になりそうなケイアイノ-テックとも差のない競馬をしていますし、そのレースでも34.0-37.4の前傾ラップを早めに動いて3着に残していますので、決して弱い馬ではないはず。適性も申し分ないですし、ここは頭まであると思います。

 

阪神牝馬Sは逃げる馬不在でどう考えてもスローペース濃厚。そうなれば加速力が問われる瞬発力勝負になるでしょう。ただ、今の阪神の馬場は時計が出る高速馬場ですし、位置は前の方が有利でしょう。そうなれば、位置を取れて瞬発力もあり、阪神マイルを庭としている〇〇産駒のこの馬が最も勝ちに近いと考えます。

 

桜花賞は今春一押しのプリモシーンが好勝負可能と見ます。2走前にのちにクイーンCを完勝するテトラドラクマを、その東京マイルで差し切ったこの馬はかなり強いと思います。輸送だけが気になりますが、それさえクリアできれば、ラッキーライラックとも好勝負できると思います。