金鯱賞の予想!

 

サトノダイヤモンドとスワーヴリチャードのGⅠ級の馬が激突する今年の金鯱賞。春のGⅠ戦線に向けてどのような競馬をするか、またこの2頭に対してその他の馬がどう対抗していくのか非常に注目です。

 

さて、今年の金鯱賞は9頭立ての少頭数で、絶対的な逃げ馬もおらず、人気どころは後方からの馬が多いので、スローペースは確定的。持続力よりも瞬発力が問われる勝負になりそうです。

 

ということで、本命◎はサトノダイヤモンドにします。

キタサンブラックが引退した今、普通に走れば現役最強馬はこの馬でしょう。海外帰りということで、その「普通に走る」ができるか不安な部分はありますが、それが嫌われてこの人気で買えるのならば、その嫌われている部分に「敢えて」目をつぶって本命にします。

 

相手筆頭はスワーヴリチャードで仕方ないでしょう。

サトノダイヤモンドの次に強いのはこの馬でしょう。前走の有馬記念は不得意の右回りでしたが、後方から早め進出で大外を回した結果、最後に脚が止まっての4着と能力は示したレースになりました。今回は左回りに替わるのでその点は良いですが、気になることがいくつかあります。

まず、2000mへの距離短縮です。この馬にとって2000mは少し短いと思います。スローペース想定なので大丈夫だとは思いますが、距離短縮で追走に脚を使ってしまう可能性が考えられます。

次に、瞬発力勝負よりも持続力勝負で力を発揮するタイプだということです。過去のレースを見ても上がり3Fの最速は超スローのダービーで記録した33.5で2着どまり。上り3F最速を記録した4戦中勝ったのは2戦で、そのときの上り3Fのタイムは共同通信杯の34.2と強い勝ち方をしたアルゼンチン共和国杯の35.0で、前者は大した馬がおらず、後者は瞬発力勝負にはならなかったレースでした。

今回はスローからの瞬発力勝負になりそうなので、馬券内には入る確率は高いですが、差し損ねは十分にあり得ると思います。

 

面白そうなのはこれ⇒

このメンバーならサトノノブレスが逃げそうでそのあとにつけるのがこの馬になるでしょうか。相対的に位置を取れそうで、瞬発力勝負も得意ということで、後ろの人気馬をしり目に突き抜ける可能性もあると思います。

前走の小倉大賞典は小回りコースで適条件ではないながら、トップハンデを背負って外から早めに動いての4着は能力の証でしょう。直線の長いコースに替わり、展開的にも恵まれそうな今回は一発あると思います。

 

以下、ヤマカツエースブレスジャーニーサトノノブレスとします。