ダイヤモンドSの予想!
東京コースで行われるマラソンレース。長距離戦は適性が出やすい舞台ですので,そこをしっかり見極めていきたいですね。
このレースのポイントは以下の2点でしょうか。
①とりあえずスタミナ
②瞬発力を含む末脚性能
ただ,重要性は①<②のような気がします。この条件のレースは年間でこのダイヤモンドSだけですので,前半から攻めるレースにはなりにくく,一般的なスタミナ比べのようなレースではなく,超スローペースで運んでからの直線末脚勝負になりがちです。昨年も最後の600mのラップが11.3-11.4-11.7という,「本当に3400mも走った?」というようなレースでしたし,長距離戦にもかかわらず,瞬発力と末脚の持続力が問われるレースであると考えられます。
ということで予想は次の通り。
〇タイセイトレイル
▲タガノディアマンテ
☆ヴァントシルム
△オセアグレイト,メイショウテンゲン,ロサグラウカ
本命◎はこのレースと相性の良い万葉Sからの参戦のにしました。前走は道中で位置を下げていき,直線を向いた時にはほぼ最後方にいましたが,直線追い込んで3着まできた点を評価したいです。勝ち馬との差は道中の動き方だけですし,この名手への乗り替わりはかなりのプラスだと思いますし,当時の勝ち馬とは斤量も逆転するのでここは逆転あっていいのではないでしょうか。
相手〇は前走馬体重+14㎏で走れる状態になかったタイセイトレイルにしました。東京コースでの実績は十分ですし,ここでも安定して走る可能性が高そうですが,この鞍上が乗った時はわりと積極的に運ぶ傾向にありますし,最後にガス欠ということも考えられるので相手に留めました。
前走本命のタガノディアマンテは単穴▲評価。前走は距離延長で道中捲るように進出して圧勝する内容で,ここでも好走する可能性は高いと思いますが,さらなる400mの距離延長と斤量増だとやはり好走確率は前回よりは見込めないように思います。前走のような競馬をするならば東京コースへ変わるのも良くないでしょうし,今回は少し疑問点が多いのでこの評価にしました。
ヴァントシルムはここ数戦は見どころがあまりないですが,この馬が力を発揮できるのは左回りコースだと思います。実際に,4走前の緑風Sの勝ちっぷりは強かったですし,このコース替わりはプラスだと思います。あとはこの距離をこなせれば一発が期待できると思いますね。