ダービー卿CTの予想!
マルターズアポジーの出走で淀みない展開が予想される、今年のダービー卿CT。マルターズアポジーだけでなく、テオドールやソルヴェイグ、ミュゼエイリアンなど前に行きたい馬が揃っているので、そういった激流ペースを味方にできる馬を中心に見たい。近走瞬発力勝負でキレ負けしているが、タフな持久力勝負なら強い馬は妙味もありそうですし、積極的に狙いたいですね。ただし、例年1分33秒を切る決着になるレースですので、基礎スピードがあるタイプでないと追走にいっぱいいっぱいになりそうだということは頭においておきたいです。
まとめると
①速い流れを無理なく追走できる
②瞬発力よりもスピード持続力
こんなところでしょうか。
ということで本命◎はマルターズアポジーでいきます。
上記のような条件ということで、距離短縮が嵌まるレース質になりそう。マルターズアポジーは肉を切らせて骨を断つタイプの逃げ馬なので、一戦一戦の消耗も相当なものだと考えられます。なので、OP馬になってからは連続好走が一度もありません。
ただ、よく戦績をみると、
関屋記念勝ち → 京成杯AH4着 同距離
となっています。
ただでさえ消耗が激しいレースをするタイプなのに、距離延長でかつ格上げでは厳しいのは当たり前です。その点、同距離で同じGⅢの京成杯ではトップハンデを背負っての4着で前が総崩れの中、よく粘ったといえると思います。
今回は距離短縮かつ格下げと走れる条件です。実際にこの馬の適距離である1600~1800mへの距離短縮のときの成績は(3.0.2.2)と好走率も高いです。相手関係もかなり楽になりますし、ここは無難に走ってくれると思います。
相手筆頭はテオドールにします。
この馬も距離短縮組。2走前や4走前はかなり速いペースで大逃げをうちながら、しっかり残していますしこの形がベストなのでしょう。一方で前走や3走前はスローペースで流れてキレ負けしています。条件戦ではそれでも勝っていましたが、OPレベルだと瞬発力勝負では分が悪いようです。ということで、今回はマルターズアポジーが逃げて流れるペースの中、マルターズアポジーの直後につけるという絶好のポジションをとれそう。前走はGⅢでも勝負になる馬が出走していたOP特別のレースで2番人気5着ということで、人気急落?ですし、狙ってみる価値はあると思います。
マルターズアポジーが作る激流の恩恵を最も受けそうなのはこの馬ではないでしょうか。3走前は途中で息を抜くところがない平均ペースで、それを最後まで伸び続けて勝利。今回のラップも同じようなラップになりそうで、コースは違えど再現できそう。2年前の同コースで行われたNZTでも緩みのないレースを最後方から飛んできての2着とコース適性もありますし、ここで好走しても驚けません。
以下、ヒーズインラブ、レッドアンシェル、グレーターロンドンにします。