先週の振り返りと今週重賞の現時点での本命候補

 

先週の結果

 

日経賞          ◎サクラアンプルール      3着 不的中

毎日杯          ◎シャルドネゴールド      7着 不的中

マーチS             ◎センチュリオン        1着 不的中

高松宮記念           ◎レッドファルクス          8着 不的中

  

これまでの軸の結果(重賞)(9.3.11.14)  単回収率158 複回収率118

これまでの軸の結果(総合)(11.7.13.17)   単回収率142    複回収率128

 

日経賞は想定通りのスローペースで◎サクラアンプルールには絶好の展開でした。上り最速で差してきての3着でしたので良かったと思います。相手筆頭のガンコが勝ったのですが、チェスナットコートが抜けて外れてしまいました。

レースはスローで進んで、サクラアンプルールにとって結果を出しやすい展開でしたが、少し残念だったのがキセキの捲りでした。キセキが位置を上げていった1000m付近ではペースが緩んでいたので、この作戦は悪くなかったと思いますが、それによってその後のラップが速くなり、それによって脚を使うタイミングが早まったせいで、最後止まってしまったように見えました。逆にそれを味方につけたのがチェスナットコートだと思います。チェスナットコートは直線の長いコースばかりを使われており、エンジンのかかりは遅いが、かかれば持続的に使えるタイプなのでしょう。結果的に速く仕掛けるような展開になって、サクラアンプルールが止まったところを盛り返してきたように見えました。鞍上の蛯名Jとも手が合いますし、そういう展開であれば今後も走ってくると思います。要チェックです。

 

毎日杯は◎シャルドネゴールドでしたが、案外の結果でした。やはりタフな展開の方が向くのでしょうか。ただ、ここまで負ける馬ではないと思いますので、体調面等でのマイナス点があったのかもしれません。鞍上の川田Jも性格面を指摘していますし、本来の力が発揮できなかった感じ。性格の難しさは気になりますが、力を発揮できればもっとやれる馬ですし、これからも注目したいですね。

それにしても、ブラストワンピースは良い競馬でしたね。3Fの距離短縮でどうなるかと思いますが、スタートを決めて好位からの競馬ができたのは大きな収穫だったと思います。ダービーへ直行ということで、ダービーでもかなり有力だと思いました。

 

マーチSはハイランドピークが驚きの最後方からの競馬。鞍上的に無意味に最後方に下げることはないでしょうし、逃げ先行馬が多く、逃げることでタフな展開になるのを避けた感じでしょうか。馬格もなく、初重賞でタフな展開を逃げ切ることは容易ではないでしょうし、これはこれで仕方ないのかなと思います。軽い展開であれば巻き返しもあると思います。

レースは想定通り後半時計が掛かる展開で、条件ドンピシャの◎センチュリオンが想定通りのレースをしてくれて勝ち切ってくれました。前がしんどくなる展開でしたので、クインズサターンも想定通りに走ってくれましたが、3着ロワジャルダンが誤算…。コーナー4つで内枠は好走条件でしたね。今後もこの条件であれば狙います。にしても、アルタイルもコスモカナディアンもあったので悶絶でした。

 

高松宮記念は相手筆頭のファインニードルが左回りもなんのそので優勝。そして、面白そうな馬で挙げていたナックビーナスも3着でレッツゴードンキももっていたので、かなり悔しい結果となりました。◎レッドファルクスは前半の流れについていけず、直線では行き場をなくす、デムーロJらしくない競馬でしたが、これは前走の阪急杯に原因があるかなとレース後に思いました。「昨年と違って阪急杯を叩いてこのレースに臨めたことで、昨年よりも良い条件だ」という風に錯覚していたように思います。

そう思った理由は、阪急杯レッドファルクスのレースぶりです。阪急杯ではいつも通り後方からレースを進めて、直線で追い込み、馬場状態や展開向かないながらも3着に入りました。確かに強い内容で、休み明けとしては上々のレースだったと言えます。しかし、阪急杯は1400mです。当然、本番よりもゆったりとしたペースで進みます。それを後方追走したことによって、本番で追走に苦労したのではないかと思いました。もちろんこれだけが全てではないですが、原因としては考えられると思います。新しい発見でしたので、これからはそういった面まで考えられるようにしなければと思いました。

 

今週は2重賞。大阪杯は昨年は◎ステファノスキタサンブラックヤマカツエースで本線で当てたレースですので連覇目指します!

 

現時点での本命候補は

 

ダービー卿CT    マルターズアポジー

大阪杯         

 

大阪杯との両睨みではありますが、出走するのであれば本命候補です。この馬が出走するのであれば前傾ラップはほぼ確定でしょう。前走も緩みのないペースを逃げて3着に粘りましたし、今回は距離短縮で余裕をもって逃げて、後方勢に脚を使わせないレースができればここは粘り切れると思います。

 

大阪杯はヤマカツライデンが出走するのであれば、ある程度ペースは流れて締まったレースになりそう。コーナー4つの2000mでペースが流れての時計勝負であれば、この馬が間違いなく強いでしょう。中距離での時計勝負はスピードで勝るこの馬には絶好の条件だと思います。この馬が勝った皐月賞は1:57.8という高速レース。これを先行して勝ち切ったのですから優秀でしょう。もともとマイラーとしての評価が高かったですが、皐月賞後は中長距離に使われており、適性外のレースが続きましたが、ここにきて適性条件に使われてきたので素直に狙いたいです。