中山牝馬Sの予想!
トリッキーな中山コースでまだ寒さの残るこの時期に行われる、牝馬のハンデ重賞ということで、荒れるにおいがプンプンするレースですが、過去5年の結果を見ても意外に大荒れまではありません。
2桁人気馬で馬券に絡んだ、メイショウスザンナとケイアイエレガントも重賞を勝っていたり、その後重賞を勝っているように、力があるのに人気がなかっただけでした。なので、そういった「力はあるけどなぜか人気がない」とか「過去のレースで強さを見せている」という馬をしっかり狙いたいですね。
カワキタエンカが大外に入ったので、ここは迷わず逃げの手を打つでしょう。特に競りかけてい来るような馬もいないので隊列はすんなり決まるはず。そのあとにつけるのはエンジェルフェイスやスタート決まればワンブレスアウェイがそのあとに続くでしょうか。
カワキタエンカが逃げるということで、道中は淡々と流れていきそう。今の中山の馬場や週中の雨を考慮すれば、最後はかなり上りがかかる展開になりそう。その展開でしぶとく伸びるパワーがある馬が最後に伸びてくると考えます。
本命◎はトーセンビクトリーにします。
愛知杯勝ち馬エテルナミノルは馬番1桁で馬券に絡んだのは3歳時と9頭以下の少頭数のレースのみ。エンジンのかかりが遅いのか、外目をじわじわと伸びてくる形が一番良い形で、この最内枠はマイナスにしかならなさそう。
マキシマムドパリは連覇がかかっていた前走がメイチだったはずで、引退レースとなるここで全幅の信頼は置けない。
フロンテアクイーンは馬場悪化が合わなさそう。
エンジェルフェイスは馬場、展開ともに向きそうだが2Fの延長がどうか。
ワンブレスアウェイはタフな展開がキツそう。
人気になりそうな馬たちに不安が揃うこのレース。そうなれば、56kgを背負うものの、中山コースでは安定して走っているこの馬を本命にします。
前々走の有馬記念は直線入り口までは絶好の手ごたえで回ってきていましたが、直線半ばで外の馬が前に入る不利があって大敗。前走のAJCCはその有馬記念のこともあっての安全運転でしたが、最後は上り最速で伸びてきていましたし、再度位置を取ることができれば連覇もあると思います。
相手筆頭はエンジェルフェイスにします。
フラワーC勝ち馬で同コースの実績があり、タフで上りのかかるレースでこその馬。
1年のブランク明けの2走はどちらもスローペースでこの馬向きのレースではなかったものの、それなりに走れていましたし、1年のブランクでしっかりと馬の成長が促されていた様子。条件が一気に好転しそうなここは好走必至だと考えられますが、このレースは距離延長組が不利なレース。そこが気になりましたのでこの評価。
準オープン戦で下した馬は重賞でも人気を集められるような馬たちで、そこに勝ってきているこの馬も実力は申し分ないでしょう。キレない差し馬なので、前が止まってくれないと差し切れませんが、今回のレースは前がかなりつらいレースになりそうなので、展開は向きそう。3走前はスローからの上がり勝負でキレ負け。2走前はダート。前走は馬体重+20と敗因は明確なので、条件向く今回は巻き返しあってもおかしくないと思います。
以下、エテルナミノル、マキシマムドパリ、フロンテアクイーンにします。